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【スーツの知識】コーディネート(色)編

毎日着ているスーツでもコーディネートで迷われる場合も多いことと思います。スーツのコーディネートを考える際のポイントは、色、柄、素材、ディティール、テイストの5つだと言われています。今回はその中の【色】についてお話したいと思います。色については、色相環を意識することで格段にコーディネートが楽になります。

色相環とは、赤(せき)橙(とう)黄(おう)緑(りょく)青(せい)藍(らん)紫(し)という7色のことで、虹色を想像して頂ければ解りやすいかと思います。例えば、何か物を陳列する時にこの色相環の順番に並べると綺麗に見えるようになっているのです。この色相環を意識した基本コーディネートは3種類に分類できますので、ご紹介します。①同系色その言葉通り、青と青や赤と赤など同系色のアイテムを使ってグラデーションをつけるコーディネートです。

紺のスーツにサックスブルーのワイシャツ、濃紺のネクタイを合わせるなどが代表的ですが、落ち着いた印象のコーディネートになります。②類似色これは色相環において、隣り合う色同士で作るコーディネートです。サックスブルーのワイシャツにグリーン系のネクタイを合わせる、つまり青と緑の色相環上で隣り合う色のコーディネートですが、これは全体的にまとまりのあるなじんだコーディネートになります。③補色言い換えれば反対色のコーディネートです。

例えば、青や藍色など寒色系のワイシャツに、赤やオレンジなど暖色系のネクタイを合わせるといったようなコーディネートです。①や②とは違い、コントラストの効いた動きのあるコーディネートになります。ちなみに藍色は暗めの青と思って頂いていいかと思います。この色相環を意識すると次回のお買い物や毎日のスーツのコーディネートが楽になるかもしれませんね。

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